戦後70周年としての内閣総理大臣談話が談話として発表、全文が公的になった件

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ここ数週間は憶測と観測記事と語り手側の希望的観測が飛び交い、上場企業周りの報道と似たような様相を呈していた、閣議決定による70年談話の件。直前までアレが盛り込まれる、ナニが語られるとの半ば印象論的な話が報道界隈ですらなされ、質が落ちたよなあという感は否めず。で、17時半過ぎに閣議決定が出て、その内容がプレス向けに紙資料として手渡されたようで、その後18時からそれを原稿として実際に談話が生中継で伝えられる形となった。

産経では談話開始直後から全文の文面が出ており、短時間で書き起こしをしたことがうかがえる。まぁ20時前には英語版も含め、首相官邸の公式サイトからも公的なテキストが公開されたけれど。

内容全体としての評価は当方は避けるけれど、ぱっと見した時点で


辺りが注目点。米議会での演説といい、よほどの技術を持ったスピーチライターが居るに違いない。

で、某記事の解説文として挙げたのが次の内容。

注目すべきはその内容そのものはもちろんですが、同時に文面の内容公開や談話の後で、各報道機関や「評論家」をはじめとした各方面がどのような解釈、判断、評価をするかです。語られた内容をそのまま受け止める所もあれば、拡大解釈をするところもあるでしょうし、想定しがたい読みをするところもあるでしょう。また内容に関して様々な意見が呈せられるのは必至です。その内容を見比べ、各媒体や諸氏の読解力、スタンス、論評技能などを推し量るのも、今回の談話の存在意義の一つといえるかもしれません。

まぁ、案の定、あちこちでリトマス試験紙に反応している状況だったりする。某論評ニュース集約コーナーでもその類のがあり、ホント、分かりやすいこと。


まだ半日も経っていないのに、読解力テストで評価Fをつけられてもおかしくない人が、著名人や関連方面の専門家から、それこそ雨後の竹の子のように出てくるのはいかがなものかなあ......という気はする。上に挙げたのは冷静のように見える反応と、アレな反応と思われるもの。

まぁ、あれだけ事前に色々と予想、というか希望的観測が投げられ、結果としてある意味ではその通り、ある意味ではまったく別の内容が出て来たとなれば、色々とキレたくなるのは理解できなくもない。

そういえば談話の全文が出たわけで、色々な解釈がすでに始まっている。で、直前まで「アレが盛り込まれた」「ナニが加わるとの方向性」としていた各報道の内容との比較は......どこかやってくれてるのかな。これもまた、リトマス試験紙というかテスター的なものとなりそうな気がするのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2015年8月15日 07:42に書いた記事です。

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