プレスとオピニオンとエンタテインメントの境界線

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ウェブコンテンツの機能が色々と充実させられるようになり、一時期流行ったブログパーツの類もブログに内装できることが可能となる時代。一般のウェブ媒体、ニュースサイトでも、多様な機能が実装されるようになっている。まるで松本先生が描く宇宙船内部のタコメーターだらけのシーンみたいな感じ。

で、指摘されてみれば確かに、報道っぽい記事の横にその内容に連動する形でアンケートが付くことがよく見られるようになった。ITmediaに限った話じゃないけど。読み手がどう思うのかとのアクションができる場を用意し、ニュースへの共感度を推し量ったり、独自コンテンツの素材を作るという思惑はあるのだろうけど、それもケースバイケース。指摘の通り、事実報道に対する意見ならいざしらず、噂やガセネタの類に対し、信じる・信じないを聞くのは、個人のお遊び系サイトやエンタメ系の情報ブログならともかく、報道的なもの、プレスのような媒体で行うのはいかがなものだろうか。


これも報道絡みで似たような、もやもやというかグレーゾーンレベルが非常にあいまいになっているとの点で、共通点が見いだせる話。読者がそう考えているっぽいから、こんな話が出ているみたいだから、という、ちまたの井戸端会議的な内容を普通の報道記事と同列で伝えている。裏取りも、背景に潜むものも、意味合いも深く考えずに。まさに成すべき仕事を放棄したもの。「わからない」「複雑」「難しい」ってのは先日の【「みられる」「思惑がある」「模様だ」「可能性がある」ばかりで構成される新聞報道って必要なのかな】で挙げた、「みられる」「思惑がある」「模様だ」「可能性がある」同様、報道が文面の主体として使ってはいけない言い回しに違いない。


まぁ、一歩間違えると今の新聞をはじめとしたマスコミ陣の多分は「対価価値のない情報を提供するポジションについてしまった」との解釈もできるのかもしれない。

......あるいは元々そのポジションについていたのが、段々と暴露されてきただけなのかな。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月25日 07:54に書いた記事です。

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