日本っぽいんだけど日本じゃない別の世界を演出したい時に・パラレルワールドの日本語フォント

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漫画の設定としては時折見かける、情景や社会環境、倫理観はほとんど今の日本とおなじだけれど、ちょっとばかりどこかずれていて、歴史も改ざんされていて、文字が自分の知っている日本語では無い。なんだかそれっぽいんだけど、違うよね......ということに気が付いて、主人公や読み手がぞっとしたりする。

そんな描写の場合、単にでたらめの文字を走られているだけのこともあるけれど、あらかじめ設定を設けておいて、今の日本語の文字と対応させた方が「それらしさ」を出すことができるよね、ってことで作られたっぽい、パラレルワールドの日本語フォント。エジプトの象形文字として有名なヒエログリフを、その発音から五十音に対応させて読ませるといった遊びが昔流行ったけれど、発想的にはそれに近しい。


印象的にはモンゴル文字とタイ文字を足して二で割ったような感じがする。歴史の偶然や時間軸のずれが生じていれば、こんな文字が使われている可能性もゼロじゃないんだろうなあ、と妄想すると、色々と楽しめるかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2015年7月19日 06:28に書いた記事です。

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