再び確認、日銀の動向と日本の国債と

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いよいよギリシャがIMF絡みでデフォルト直前に陥ったこともあり、日本の国債周りについても注目が集まっている。先日、前倒し的な形で情報が更新された当日のうちに【日本の国債の保有者内訳をグラフ化してみる】を更新したのも、それが一因。ギリシャの例は「国債が多分に国外『以外』に購入されると、借金の取り立てが厳しさを増す」ってことを改めて思い知らされる事案には違いなく。

日本でも相応の海外による購入分はあるけれど、多分は国内での購入であって、同時に国内勢における資産ともなっている。要は子供や孫から借りている形。まぁ、放置してよいってわけではないことに違いは無いのだけれど、同列視する必要はない、というかおかしい。だから「日本の借金」とのみの表現は、説明不足でしかない......というか厳密には「日本政府の借金」であり、国全体のとは違うのだよね。サザエさんがカツオから借金をしているのと、磯野一家がサラ金から借金をしているのとは別物って感じ。


日銀と日本国国債に関しては知られていない......というか公知があまりされていない話としてはこんなのもある。アメリカ合衆国のFRBがやっているのと同じで、要はぐるぐる回しで資金を調達できることになる。インチキ技的な感は否めない。一方、必然的に紙幣流通量は増えるので、インフレが生じる。実態はそれほど単純ではないのだけれど、要因としては十分過ぎるほど。むしろ今までこれを行ってこなかったことで、他国との間にギャップが生まれ、円高・デフレ感が加速したとも表現できる。

円高の方がいいじゃん? という話もある。極度な円高や円安はともかく、これまでが良い円高だったようには考えにくい。数十年間のデフレの大きな要因であったことに間違いはない。なにより自国産業の国内での発展と景気の高揚のためには、適度な円安が必要だってのは、昨今の動向を見れば認識できるはず。それでも分からないのなら、中国が元相場を半固定制を維持してまで元安に誘導しているのはなぜかな、という感じだね。

            

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このページは、不破雷蔵が2015年6月30日 08:05に書いた記事です。

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