「大人になったら趣味を無くそう」若者の残業離れとプライベートの充実にぞっとする上司とか

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アカウントの履歴を見る限りパクツイやフェイクを行う人ではないので、信ぴょう性は相応にあるのだろうって一方で、特定された一次ソースがあるわけではないので、確実な話とは言い難いけれど。似たような話や事例は以前から多かれ少なかれ見聞きしているので、似たような話がゴロゴロ転がっていても不思議では無い。要は若者の苦労離れ、働きアリになりたくない症候群、みたいな。某外食産業大手のトップが常に声高に語っているし、ワンオペで有名になった某チェーン店の上層部が口をそろえて同じようなことを考えていたってのが伝えられれば、「こんなの少数だよ、普通は有り得ないよ」的なことはあまり考えられない。まぁ、超好意的に解釈すれば「青年よ大志を抱け」。

まぁ、今件に加え、大人たちが「脱成長」「社会リソースを退職者層に優遇しろ」「未来のための種もみを寄越せ」「将来の事など知ったこっちゃない」などと声高に叫ぶのを毎日聞かされてたら、若年層が嫌悪感を抱くのも当然の話ではある。

過去における若者たちが、趣味に没頭する機会も少なく、賢明に働けたのは、その先に未来が見えていたから。将来が半ば約束されていれば、一時的な苦労も我慢できるし、頑張れる。働きアリだって、冬場に凍え死ぬことなく生活できるっていう未来が見えているからこそ、一生懸命働けた。満足に種もみも渡されず、収穫時期にはヒャッハー集団がやってきて刈り取るのを日々宣言されてたら、そりゃ防御姿勢も取るようになるし、現状を楽しみたくもなる。


趣味の否定は関連産業の劣化を招くってのもある。あるいは若者に指摘している大人たちは「俺らがお前ら位の年だった時には、こんな色々な趣味趣向など無かった。悔しいのでお前らも同じような目にあうべきだ」なんて意識もあるのかもしれない。あるいは単に「自分がこうだったのでお前らもそうあるべきだ」と短絡的に。そこに現状の認識や確からしさの検証は無く。

以前から定年退職者が仕事から解放されたと思いきや、仕事そのもののみが生き甲斐だったので、途端に腑抜けになってしまって老化が一気に進むとか、会社という組織の中でのみ得られた立ち位置(上下関係)が無くなり、一般社会の適応性に著しく欠けてしまうことになるとか、色々と問題視されていたのは、忘れられてしまったのかな、という感もある。趣味趣向は一生継続できるし、QOL(生活の質)の底上げにも役立つし、会社とは別の人脈を創り社会適応性の創生にもプラスとなる。

そもそも会社とは労働力や技術を提供し、対価をいただく、交換場みたいな場所ってのが第一義的であり、対価以上の奉仕を会社側が求めるのは無理がある。その場合には相応の手当てが必要なはずだけど......しているのかな? まぁ、某外食産業のトップはその辺を「社員は働かせてもらってありがたいと思っている云々」とかすり替えていたけれどね。この辺りも結局、数十年ほど続いたデフレ感が悪影響を及ぼしているのかもしれないなあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2015年6月19日 07:50に書いた記事です。

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