そうか、子供って「閉じられた社会」で情報のやり取りをしてるからガセネタも広まりやすいのか

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ネタそのものは今や一般のネット界では廃れつつある話ではあるのだけど、そして該当する芸能人が今なおブームの対象であるか否かは別として。9歳......というと小学3年生か4年生か、における、子供達の界隈での噂話の件。指摘されてハッとなるものがあった。


何度か指摘した記憶もあるのだけど、学校、特に低学年種の場合は身体的に行動範囲が限られているのに加え、学校側で日常の行動領域を制限している場合もあり、社会全体が極めて限られたものとなる。まるで人口の大半が学校内で占められている、南海の小島にいるような感じ。そのような中で外部から衝撃的な、興味関心を引く情報が入ってくればあっという間に広まるし、それは小さな集団の中で繰り返し伝えられることによって熟成され、さらに濃厚なものとなってしまう。まぁ、例えは悪いけれど悪質系の新興宗教的な感じ。昨今の超自然科学的なガセネタを信奉するグループも似たようなものといえる。

さらに子供の場合は、他から情報を入手して精査する能力にも欠けているから、素直に信じ込んでしまう。特に怖いのは「みんな言ってる事でも間違ってることもあるのか」とのセリフ。

加えて、今件はあくまでも一例にすぎないけれど、若年層からの支持、恐らくは従来のテレビからのシフトが多分にあると思われるYouTuber提供の疑似ニュース的な動画をはじめとするYouTubeの内容、うごメモ(3DSの「うごくメモ帳 3D」)が、情報源として機能してしまっている点にも注目。

小学生のインターネット利用動向としては、確かにタブレット型端末に加えてゲーム機ってのも要素としては確認されているのだけど。YouTubeが視聴対象として小学生からも支持を受けているってのは知ってはいたけれど。うーん......。実例を知ると、なるほど感を覚えさせられる。

同時に、ネット界隈でよく見かける、大人によるおかしな話も多分に、構造的には似たようなものではないかな、という想いもある。ただ大人の場合には比較精査する材料を容易に取得できるし、思案するだけの能力もあるはずで、社会の領域もぐんと広がっているので、それでもなお同じ「情報の袋小路と濃縮化」のわなにはまっているのは、むしろ子供達より劣っているのかな、という感じもしたりして。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月28日 06:52に書いた記事です。

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