言葉をしっかりと学ぶと論理的な考えが出来るようになる、かも

| コメント(0)


言語ってのは人が他人に意思疎通をするために長い時間をかけて構築したツールに他ならず、そこには多種多様な人の発想や工夫、仕組み、事情が込められている。時代の流れと共に文法や言葉の意味が少しずつ変化するのも、世間の流れに刺激を受け、常に生き物のように最適化されていくから。ベイズ理論みたいなものだな。

当然その言葉は、それを使う社会全体の概念構造なども反映しているため、言葉をしっかりと学び、自分のツールとして十分活かせるようなレベルにまで理解しておくと、それに沿った理論構築ができるようになる。RPGなら特定の職種のレベルが上がると、さまざまな複合技ができるようになったり、高度な武具を作れる、魔法を使えるようになるのと同じ。で、頭が柔軟なうちに、一つでも使いこなせる言語を習得しておけば、その言語における理論構築ができやすい頭を作れるため、複雑な思考も容易になる。

まぁ、子供のうちに複数の言語をマスターしていればよいのだけど、それが出来るか否かは個々の能力次第。苦手な人も多いから。


むしろこちらの方が本題かな。言語をしっかりと、論理的に習得することで、その言語のバックボーンを会得でき、論理形態をも身に着けることができるようになる。一つ確立した論理形態を取得出来れば、他言語を学ぶ時にも比較論で学習できるので、ひも付けの記憶手法が使えるから、より会得が楽になる。

ここは日本で母国語は日本語なのだから、まずは日本語をしっかりと学習すること。あちこち手を出してもあぶはち取らずになるのがオチ。一つの言語の利用を確立しておけば、他の言語に触れても思考の上での揺らぎを避けることはできるし、自分自身の発想や思考形態の本質部分を見失わずに済む。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年5月25日 06:22に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「駄菓子屋さんでコッペパン10円、ジャムをつけると5円増し」です。

次の記事は「読者のことを考えた文章執筆と、データベースの擬人化と」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30