マクドナルドのバリューセットの組合せが1100種類になるとの話

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 マクドナルドのバリューセットは、お得で便利なお食事としてお楽しみいただいておりましたが、現在、多くのお客様から、「商品の価格が分かりにくい」「もっとサイドメニューやドリンクの選択肢を増やしてほしい」といったご意見を頂戴しておりました。今回のバリューセットの刷新では、こうしたお客様からの声にお応えし、1,サイドメニューやドリンクのチョイス拡大によって、追加料金なしで1,000通り以上の組み合わせが可能となり、お客様が自分のお好みのセットメニューを選ぶことができる、2,価格体系を、1円単位から10円単位へ変更し、セットメニューの価格は「単品価格プラス300円」で統一する、といった改革を行い、より選びやすく、分かりやすいセットメニューをご提供してまいります。

先日行われたマクドナルドの改革大攻勢報道で、本家サイトでは取り上げきれなかったネタの一つ。バリューセットの選択肢が増えて、組み合わせが1000以上になったよという話。実際には掛け算をすると1100種類になるんだけど、リリースの上では区切りが良いって事で1000以上と表現され、新聞報道では1000種類になるという、まさに伝言ゲーム的な展開。まぁ実際のところ、1100パターンが全部ゼロから違うってわけではなく、3カテゴリのそれぞれの選択肢が増えたので、組合せを全部可能性の範囲で考えるとそれだけのパターンが生じるってだけで、店員さん側が1100種類を全部覚えるわけではないのだけど。

ただし今回のバリューセットのリニューアルでは何気に「ハンバーガー、チーズバーガー、チキンクリスプは新バリューセット対象外」となっていて、単価の高めなハンバーガー類を購入してほしいとの思惑が見えてきたりする次第。まぁメニューの大型化は評価できるけど......ってあれだよね。ここまで転換するってことは、数年前に「メニューを無くした方がいい」「読みにくくして店舗側がお薦めするものだけを見やすくすればよい」とリサーチで決定づけた代理店なり内部のマーケターの責任問題はどうなるのか、むしろそちらの方が気になる。

新商品の発売なども合わせ、25日から。マクドナルドは大よそ新商品の展開とかは金曜日から始めるので、月曜からってのはちょっと意外。あるいは大回転で少しでも前倒し的な意味があるのかもしれない。どのような結果が出るにせよ、25日からの動向が楽しみではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年5月22日 06:03に書いた記事です。

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