色々考えさせられる、選挙制度と選挙カーの効果と

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先日実施された統一地方選挙においても、当方の行動領域でも多数の候補者が雨後の竹の子のように現れて名前を連呼し、あるいは自分の名前よりも党名や他党のバッシングを盛んに行い、「お前は何を言ってるんだ」的な脳内ツッコミをしたなったりと。

で、選挙ってのは不特定多数の人達を揃って政務につかせるわけにはいかないからこそ用意された、間接民主制の仕組みとして、古代から連なる仕組みには違いないので、その仕組み自身は特に突っ込みようがない。問題なのは選挙運動の仕方。

名前の連呼などは選挙関連の法令上の問題、あちこち徘徊するのは、徘徊しない地域で「自分達を見ていない、無視された」とツッコミを入れる筋があるからなどの話は毎度のように耳にする。まぁ実際、例えば立候補地域に選挙の際に遊説しない議員などがいれば「地元を無視した」とかいった形でバッシングする報道も出てくるだろうし。

確かに昔と比べると、選挙カーが日中出回って連呼する効用は減っているのかもしれない。自宅には主婦層は居ないことが多いし。選挙カーによる問題点、否定的な意見はさっと広まりやすい。

ただ、指摘ツイートを読み直して考えてみたら、この「主婦層はあまり見聞きしない」ってのは、それ自身は正しいのだけど、もう一つ同時期に起きている現象を考えさせられてしまう。その時間帯に耳にする主婦層は減っているかもしれないけれど、同時に自宅に居るであろう高齢層は増加してるんだよね。しかも投票率を考慮すると、むしろ効果が高まっている感はある。さらに市場調査的な観点まで考察すると、各種データを用いて自分の選挙区のうち、高齢者が多分に居る地域を中心に回った方が効果が高いことになる。以前にも何度か触れている「政治家の若年層離れ、高齢者シフト」ってやつだ。

もちろんこの流れは短期的な話はともかく、中長期的にはよろしくない。世の中の流れが「その時点の」高齢者の方を向いてしまうと、先が続かなくなる。


これも以前触れたかな。自動車免許と同じように、選挙権を返上したら年金を上乗せ的な話。人口構成比率が正常な状況なら、こんな考察などする必要はないんだけどね。「脱成長論」なんてのがマジ顔で語られる状況なら、このような指摘も一つの方策ではないかな、と思われても仕方がないかもしれない。

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このページは、不破雷蔵が2015年4月29日 08:39に書いた記事です。

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