確定申告は3月16日まで。締切が近づいてきた時のあれこれ

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以前紹介した話【確定申告は2月16日月曜からです、申告書類はもう作ったかな?】などでもちらりと触れているけれど、当方もこのスタイル......つまり国税庁が用意した、ウェブ上の確定申告用書類作成コーナーで書類をがっつりと作り、それを税務署に提出していくという様式を用いている。電子申告は色々と手間がかかるし、何より現場の空気を吸いたいってのがある。あとは税務署自身とその周辺の探索が好き。

最近では会計用ソフトでも、普段入力しておくことでざっくりと提出用書類を作ってくれるものもあるらしい。ただ、会計用ソフトを使ってしっかりと普段から入力が出来ている人は、国税庁のサービス云々なんて関係ないだろうから、やっぱり今件のサービスはとても有益。何しろ無料。超無料。もちろん普段の会計関連の入力は必要だよ。

色々と注意・留意事項をまとめておく。

①医療費などの経費一覧表もデータフォーマットを提供してくれるので次年度からは予めそれに入れておけば申告時に読み込むだけで提出用書類が完成する


②一度入力し終えて提出様式までこぎつければ、次年度以降は前年のを読み込めて(入力方法も含め)流用できるので楽になる。特に「どの部分にこの数字を入れるんだっけ」「この部分には何も入れなくていいのかな?」なんていうチェックが出来るので便利。間違い探しみたいなものだからね

③プリントアウトはカラーでもモノクロでもOK

④業種次第だけど確定申告で一番面倒&時間がかかるのは日々のお金の出入りの把握。領収書・レシートの保全、各種口座の定期的な確認・入出金の出力や通帳記入、月一で各種清算と帳簿記入。年末には年ベースでの計算と申告書類用データ事前作成。ここまでやっておけば申告書類は数時間で創れる。

⑤④の時にパソコンのバックアップも一緒にやっておくと、データ保全の定期更新も兼ねられるので便利。



昨年度と今年度では入力・表示様式が一部変更になったみたいだけど、旧来の様式もそのまま引き継いで使えるし、提出には旧来版でも全然問題ないので、心配は無し。また当然ながら、各種の税制の変更にもしっかりと対応しているので、余計な心配が要らないのも便利。

①の部分はエクセルが必要なので、別途エクセルを使いこなせるスキルが必要になる......けどまぁ、パソコンで確定申告書類を創ろうという気概がある人なら、大よそ自前のは持っているはず、だけどね。

ちなみに先日、こんな話もあった。


収支の実態をあらためて認識させられるので辛いし、入力を日頃からやっていないと山ほどの領収書などを目の前に頭を抱えてしまうから、確かに辛いしいやだけど......比較対象として原稿の方に集中できてしまうとは。これは棚から牡丹餅、なのかな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年3月11日 07:44に書いた記事です。

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