景気が良くなれば色々と世の中はまわっていく、そのまわっていく部分でハッピーになれる

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 日本の大手自動車メーカーが、モータースポーツへの復帰を続々と決めている。2008年秋のリーマン・ショック後に業績が悪くなり、相次いで撤退していた。世界的なレースは注目度が高く、ブランドイメージの向上にも役立つ。業績が回復してきたのを受け、再び力を入れ始めた。

これは一例でしかないけれど、景気が良くなりお金に余裕が出てくれば、色々な物事に手を出せるようになる。すると社会全体の雰囲気が変わってくる。心のゆとりを後押しする行動が色々と出て来るから。思い返してみれば分かるけど、企業が業績悪化をしはじめると、最初に削られるのは文化事業の数々だからね。そして次に広告費。これらは数量的な効果測定が難しい一方で、一定量を継続的に投入していれば、方向性さえ間違わなければ確実に効果を発揮する。じわりと確実に効いてくる。朝のお散歩を続けていれば体調がよくなってくるようなもの。

伸びしろの部分をあちこちに回すことで、色々と面白いことは増えてくる。その伸びしろを否定すると、結局世の中がぎすぎすし始める。「脱成長」が問題なのは、この伸びしろの部分を否定するような主張でもあるから。


キャピタルゲイン周りの話は一方面の切り口なのであって、これを総論として見るのはやや語弊があるけれど、この切り口の部分だけで貧富の拡大云々ってのは突っ込めないな、ということで。

サッチャー氏による「全員が貧乏にならない限りは真の平等はやってこない。金持ちを貧乏にさせても、貧乏人がお金持ちになるわけではなく、むしろもっと貧乏になるかもしれない」との話を思い返させる。要は同じ事の繰り返しなんだろうな......。

この資産価値云々ってのは、そうだね、株価に当てはめるとすごくよく分かる。株価が上がると必ず「株をたくさんもっている人だけが得をする」と揶揄する一方、株価が下がると「皆が皆、不幸になる」との話が出てくる。なにそれコワイ。

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このページは、不破雷蔵が2015年2月12日 07:18に書いた記事です。

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