今件の中東事案で報道の問題など、気になったことを

| コメント(0)


中東方面での一連の事案に関する状況の変化に関してのお話。そもそもISIL側が流す情報を拡散力の強いテレビ媒体で映像として流すこと自体、極力避けるべき事柄であるのに加え(プロパガンダに加担したことになる。報道とは当事者の提供ソースを意図も考えずにそのまま横流しする事を意味しない)、番組時間帯を考慮しない上での展開。「下種の勘繰り」とのツッコミもあるかもしれないけれど、他局は身動きもしなかったことを合わせ考えると、半ば意図的な感は否めない。同局では報道ステーションでISILの主張を垂れ流し的&ヨイショするような特集を組んだぐらいだから。


細かいツッコミを入れる部分は多分にあるけれど(軍事力無き外交交渉云々ってのは幾分解釈が異なり、選択肢がいくつか減るだけで、やりようはいくらでもある。単に「直接的な軍事的強圧」手段が使えないだけの話。また「テロ勢力が」も微妙に異なり「自らの目的のためにはテロ勢力に加担することも躊躇しない人が居る」というところ)、大筋ではそんなところかなあ、という感はある。


こちらも「歴代政権」云々のところで直接比較する対象がごく少数なので検証が必要になるけれど、それ以外では大よそ合っている。ISILってのは「宇宙戦争」における火星人のようなもので、言葉は通じるが話は通じない存在ってのが今回明らかになった次第。イスラムの名を語ってはいるけど、むしろそれを大義名分とした盗賊団的なもの。反発心がどうとかいう話もあるけれど、だからと言ってやってよいことのラインを越してしまった以上、何の言い分も無し。


指摘の通り恐らくは感情論やら時系列の錯誤を使って、色々と話を盛り上げる感はある。というかすでに出ている。人は感情を持つ生き物だから仕方がない面もあるけれど(ヤフーニュースなどのコメントを見ていると良くわかる)、事実をエンタメ化して間違った方向に曲げ、弊害を生み出すってのは良くないと思うのだな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年2月 2日 08:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「インフルエンザの流行と記者が、個人が、皆が気を付けねばいけないこと」です。

次の記事は「即売会用の折り畳み式展示棚「KAMINOTANA」というアイテムが登場」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2019年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31