アドバイスをしても同じミスを繰り返す、そんな時には......

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今件はあくまでもマンガの描き方に関するアドバイスではあるのだけど、それに限らず新人教育をはじめとした「他人に物事を教え伝える」、特に「間違っていることを教え諭す」「仕組みそのものを覚えさせる」時に重要な要件が含まれている感はある。

一つ一つの事案に対する解消法を逐次教えていっても、その場その場では対応できるかもしれないけれど、それはあくまでもその時点での問題解消にしかならない。そこから失敗の理由、成功の方程式的なモノを見いだせればいいし、本人にとってはかけがえのないものとして刻まれるのだろうけど、それを期待するのは少々酷(普通に物事をこなしていても、仕組みに気が付くなんて稀な話だからね)。

ならばその仕組み、今件では文法と表現しているけれど、それまで含めて解説し、その具体例として目の前の事案に関する解消法をさとせば、理解もし易くなるし、似たような場面に再び遭遇しても、その文法を使いこなしていくことで対処が可能となる。


数学や経済学のように、がっつりと決まったスタイルの方程式ではないけれど、世の中の理として大よそあらゆるものには鉄板となる仕組み、仕掛け、テンプレートみたいなものがある。それを把握出来れば容易に類似事項もこなせるし、そこを経た上での応用もリソースの消費を少なくすることができる。

すぐにでも色々と応用できる......というものではないけれど、覚えておいて損はない話には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 7日 07:53に書いた記事です。

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