マクドナルドのチキンナゲット問題、今度はポテトから......という報道

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購入した客によりますと、大阪府河内長野市にあるマクドナルドの店舗で去年8月26日にビッグマックセットを購入、マックフライポテトを食べたところ乳白色の異物を確認したということです。客は、その日のうちに店舗に連絡、店長は調査のために異物を持ち帰ったということです。


去年9月に客が受け取った日本マクドナルドの文書によりますと、マクドナルドは謝罪した上で異物を外部機関で調査し、歯の破片と判断。治療痕と見られる部分が認められたことから「ヒトの歯」と思われるとしています。


当方も先日、食事中に銀歯がぽろりと外れた体験をした、しかもしばらくは間違って飲み込んだのではないかと心配になってたこともあり、他人事ではないなあというお話。この類の事案って一度伝えられると次々に類似の話が出てくるんだけど「同じ原因によるものだから続発する」「元々一定確率で存在するものが、一つ伝えられることで次々に表に出てくる」の2パターンがあって、恐らく今件は後者に属するものではないかな、と。

また先日のナゲット問題に関しては、公式サイト等での言及は今のところない......と思っていたら1月6日付でリリースが出ていた。【「チキンマックナゲット」の異物混入に関する報道について】

●現在の対応につきまして

「マクドナルド三沢店」のビニール片混入につきましては、「チキンマックナゲット」を製造するタイの工場で混入された可能性もあることから、当該商品を調査するとともに、1月5日より当該商品が製造された同じ工場で同じ製造日、製造ロットのチキンマックナゲットの使用を中止し、他のロットでの販売をしております。

「マクドナルド東陽町駅前店」のビニール片混入につきましては、従業員が誤って当該混入片を紛失してしまい現物が確認できていないものの、タイの工場内は安全性を確保するため着色したビニールを使用しているため混入の可能性は低いことから、店舗内での混入の可能性まで含めて現在調査を行っております。


なるほど、工場内での混入可能性は低い、と。その辺りまでの言及をするために発表が遅れたのかもしれないけれど、やはり初動の鈍さは否めない。状況が事実か否かが分からない話ではなく、状況そのものは事実であることが確定しているお話だからね。上記の「歯」についても、会社側が文面を認めている以上、本日の記者会見の場でツッコミが行われるのはありえるから、合わせて言及する必要が出てくるのだろう。

日本マクドナルドは7日、都内で記者会見し、これまでの調査の経緯や客などから異物が混入したといった申し出があった場合の対応などについて役員が詳しく説明することにしています。

しかし続くねえ、ホント。上記の通り単に露呈機会が生じただけなのか、あるいは根幹部分での状況改善が求められているのか。難しい話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 7日 05:42に書いた記事です。

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