マクドナルドのチキンナゲットに異物混入、東京と青森で相次ぎ報告

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日本マクドナルドによりますと、3日、青森県三沢市の店舗で「チキンマックナゲット」を購入した客から「中にビニール状のものが入っている」と連絡があり、店で調べたところ商品の1つに異物が混入していた状態が確認されたということです。

昨年は中国からの輸入肉問題で大きな波乱を呼んだマクドナルドのチキンナゲット。豆腐しんじょナゲットというたなぼた的なステキアイテムを生み出すきっかけにはなったものの、同時に同社が抱えていた諸問題が一気に露呈する、あるいは大規模なものになるきっかけともなり、業績回復のために七転八倒しているのが現状。

そのチキンマックナゲットから今度は異物の混入が確認されたとの話。説明によれば双方ともビニール状のもので、製造工程におけるトラブルっぽいのだけど、現時点では詳細は不明。ただ、タイミング的には特定の工場で作られたものによる話らしいんで、原因究明は比較的容易かなあ、と。

ちなみにナゲットに関しては、「青森の事例では同日に同工場で製造されたものは出荷停止」「東京の事例では申し出からしばらくしてからの報告だったので特定は難しい(から特に措置は取らず)」とのこと。元々ナゲットについては「チキンナゲットはすべてタイにある3つの工場で加工していて、国内の店舗では冷凍された状態のものを油で揚げて提供している」との話。現時点では特に追加措置はとらないようだ。......ってマクドナルドの公式ページでは今件に関する言及がないのだよね。

まぁ、食材に関する原産地の公開など、努力まい進のようすは随所で見受けられるだけど(先に指摘した「新メニューの発表からしばらくしないと原産地を公開しない」件も改善された気配がある)、根本的な軸の部分で大きな問題を抱えている気がするんだよなあ。あるいは分かっているのだけど、勢いがついていて、止められない状態なのかもしれない。

......豆腐しんじょナゲット、また発売してもいいのよ?

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このページは、不破雷蔵が2015年1月 6日 06:34に書いた記事です。

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