レギュラーガソリンがリッター127円に

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ガソリン価格は多分に地域性、さらにはスタンド単位での差異が生じるので一概にはいえないのだけれど。先日通院帰りに目に留まったスタンドでの価格表示。結構高頻度で通る場所なので半ば定点観測的なスタンドの一つではあるのだけれど、そのスタンドでのガソリン価格がリッター127円をつけていた。半年ぐらい前は160円台だったんだけどな。随分と値を下げたものだ。

これはもちろん何度となくお伝えしている、原油価格の下落に伴うもの。もちろん石油危機前後の時代とか、直近でも金融危機による資源価格暴騰のあとに来た反動による暴落で原油価格が暴落した時の価格(100円台)を覚えている人には、まだまだ高いように思えるのだろうけれど。


そりゃ確かにガソリンはインフラ周りの費用となるから、安いに越したことは無い。輸送コストも落ちるし、活動性向も底上げされる。輸送業者にとっても肩の荷がちょっぴり軽くなる。

一方でコメントが付けられるタイプのニュースを斜め読みすると、数々の暴論が目に留まる。もっと安くしろ、まだまだ暴利をむさぼっているはず、値下げの仕方が遅いのは差益を懐に云々。まぁ、商売を実際にやっている人なら価格のつけられ方の仕組みが分かっているはずなのでそんな話を口に出来るはずはないのだろうし、多分にネットの極論は目立つので目に留まりやすいだけなのかもしれないけれど。原油価格とガソリン価格を並べ見れば、その辺の非論理的な主張は難しいはずなのだけどね。

空からガソリンが降ってくるとでも思っているのかしら。

もう一か所の定点観測的にチェックしていたガソリンスタンドが、いつの間にか取り壊されている情景を見て、暫定税率一時解除の前後で沸き上がった暴論の数々や、それに乗じた代議士の方々の暴挙を思い返したりもする。

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このページは、不破雷蔵が2015年1月25日 06:18に書いた記事です。

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