関東と関西で異なる「おしるこ」が意味するもの

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気温が下がると、あったかい食べ物が恋しくなる。粒あんの汁に、ちょっと溶けかかった餅や白玉......。そう「ぜんざい」だ。ところが東京の友達は「それは、おしるこだよ」と言い張る。調べてみると、うどんの"きつね・たぬき論争"のように関西と関東では認識に大きな隔たりがあった。

最初に「話がかみ合わない理由」としてこの図版だけが回ってきて、その話自身がどうもかみ合わないので一次ソースを探したところ、1年以上も前の日経の特集的な記事からのものだったということが判明。内容がすっげー役立つ、興味深いものだったので、一見も二見も価値がある。

中身としては図表にある通りで、関東と関西とでは、あんこにお餅を入れて食べる、お正月などでは良くお目見えするあの料理について、名称が異なるというもの。粒あんを入れたものは関西ではぜんざいで関東ではおしるこ。こしあんだと関西ではおしるこで関東でもおしるこ。ああ、ややこしい......ってあれか、関東では粒あんでもこしあんでも両方おしるこなのか。

さらに汁気がないものについて、関西では「亀山」とある。......コラ?


......では無くて「亀山」で正解。地名が元だとか、亀山屋というお店が出して大繁盛したからという話とか、由来は諸説あるようだけど、ともかく汁気がないお餅と餡子の組合せは「亀山」なんだそうな。

とか書いていたら、餡子が無性に食べたくなってきた。今晩は何か餡を使って一品作ろうかな。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月16日 07:08に書いた記事です。

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