水滴が落ちる模様が神秘的な影となって映し出される通路

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↑ 上のケース内で水滴が落ちて波紋が出来るとその影が下に投影される
↑ 上のケース内で水滴が落ちて波紋が出来るとその影が下に投影される


やはり昨日カンファレンスでの話。到着がちょいとばかり早かったので日本橋三井ホール内を散策。その際に見つけたのがこの演出。最初、光が時折波紋を広げて模様を描いていたので粋な演出だけどどうやって投影されるのだろうとしばらく見てて、ちょいと上に視線を上げたところ、合点がいった次第。

上には透明なガラス(? 硬化プラかな?)が敷かれ、その上に薄く水が張られている。そこに少しずつ水滴をたらすと、その水滴が水面に波紋を創りだし、その波紋が強い灯りに照らされて影を下の廊下部分に投影していく。水滴はランダムで落ちてくるらしく、いかにも自然な形で情景を創りだしていく。

当日は雨が降っていたので、もしかしたらこの水は外からの取り込みで、雨が降っている時だけの演出かもしれない。また、上の部分は常にきれいにしておかないとうまく影も投影されないだろうから、メンテナンスも結構大変では無いかなと思う。

それらを考慮しても、静かでステキな演出には違いない。音はしないはずなんだけど、ぽつん、ぽつんという水滴の音が聴こえてきそうですらある。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月 2日 06:19に書いた記事です。

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