「41歳で文庫デビュー」可能性、成功への道は人それぞれ。勇気が沸いてきそうなお話

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人の生き方、行く末、そして命運ってのは千差万別で、他人の話がそのまま自分の身にもそのまま通用するとは限らない。とはいえ、勇気をもらえる話を聞くといきり立ってくるし、ダメな話だと凹んてしまう。今件はその前者の話。確かに昨今は若年層の時点で「もうダメだ」という話が増えてきているし、今件ツイートのレスポンスを見ても「無責任なことを言うな、今の社会は若年層が虐げられている。変な希望を与えると云々、今の若者の失望ぶりは仕方がない云々」ってのがあって、「お前、元々最初のツイートの中身をちゃんと解釈してないだろ」的な「横から失礼します」ツッコミをしたくなるような感じではあるのだけど。

今件のお話では四十を過ぎてから小説家としてデビューして、生計を立て、家のローンを払えるようになるまでに大成した先生の実例。誰もがそのような幸運と実力を兼ね備えているわけではないけれど、やはり奮い立たされるものがある。

また、こんな反論もあるということで、それに対する説明もあらかじめされている。


成功パターンをそのまま追いかけていき、それをなぞることが困難であるのは事実。ただ、そのパターンをきっかけとし、自分なりの歩みを始めるエネルギーとすることは大いにある。蒔かぬ種は生えぬ。その種を蒔くきっかけが、他人の成功談であると考えれば、すっきりとする。

また、だからこそ、


単なる成功談でも失敗談でも無く、結果として成功した人のプロセスにおける失敗談は役に立つことが多い。単なる失敗では無く、その失敗を糧にするためのヒントが隠されていることが多いから。

まぁそこまで深く考えなくても、種はいつでも蒔けるし、いつでも目が生えてくる可能性はある。まさに大器晩成という言葉の通り。若年層の芽を摘む動きには厳しい目を向ける必要があるのはもちろんだけど、一方で凹んでいるばかりでは何もできないのも事実ではあるわな。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月 1日 07:45に書いた記事です。

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