「3Dプリンタで作った」がファジーやサイバー的なものになっているという指摘とビジネスモデルの考察

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今までドラえもんのようなSF的な存在ともいえた3Dプリンターが一挙に民生レベルにまで展開されたことにより、まさに「3Dプリンターで作った」が王様の冠状態となっている感は否めない。ファジーやサイバー、最近ならば米粉とか太陽光みたいな? それ自身は決して悪い存在ではないのだけど、無敵の代名詞的に扱われて、注視のリソース配分の点で問題が生じているのかもという指摘。まぁ、話題性云々を考えると仕方ないのかもしれないけど、要はツールでしかないからねえ。

ただ、3Dプリンタで作るってことの意義、注目される点は、生成される物体そのものだけにあるのではない。


先日も海外で飼い犬の義足を3Dプリンタで作ったという話が話題に登っていたけれど、容易にカスタマイズできるという点は非常に力強いポイントには違いない。最近では義歯やその型を3Dプリンタで作るという話もあり、「ああ、その使い方があったか」と思わず膝を打つ思いをさせられたこともある。超高精度な点は別としても、それなりの精度なら容易に調整できるってのは魅力的であり、可能性を覚えさせる。


一方、「手軽にデザインデータを基に実物を生成できる」という点を用いて、以前から言われていることだけど、フィギュアやそれに類する模型の類、今件ではプラレールを例に挙げているけれども、3Dプリンタが活躍する場であるのだろうし、そのデータを用いたビジネスってのも出来るかなあ、という妄想が。


ただ、指摘の通り、現状ではMMDデータが容易に生成されて無料で云々って状況なので、データを創ってそれを配布して売るというビジネスモデルは難しいかも。例の「セカンドライフ」にしたって結局企業はプロモーション的な意味合いで自社の作品などをデータ化した上で無料配布してたからねえ......。昨今のソーシャルゲームやネットワークゲームのタイアップ企画による特殊データも大よそが無料で、プロモーションとして。何か賢い、新しい仕組みを生み出すのが必要なんだろうな。電子書籍のような発想で考えればいいのかな。色々と思考ゲームを頭の中でめぐらせたり、ブレストの必要はありそうだけど。

また、3Dプリンタ側もフォーマットの共有化ってのは必要だろうな。そうでないとデータの共有化によるスケールメリットが活かせない。市場は大きい方がいいからね。

考え方・仕組みでは類似しているペーパークラフトや電子書籍の概念なりとも合わせ、色々とつなぎ合わせたり良い所取りをすれば、面白いことが出来そうな気はするんだけどね。


こんな話もあるし、さ。

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このページは、不破雷蔵が2014年12月19日 08:06に書いた記事です。

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