スクエニと「ハイスコアガール」と書類送検と

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書類送検容疑は、平成24年2月~25年12月、発行する漫画誌「月刊ビッグガンガン」で連載中の「ハイスコアガール」の作品中、ゲームソフト販売・開発会社「SNKプレイモア」(大阪府吹田市)が著作権を持つ対戦型格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」などのキャラクターを計166カ所で、許諾を得ないまま勝手に使用したとしている。

【SNKプレイモアとスクエニ、そして「ハイスコアガール」に関する続報】などでも触れている、スクエニの漫画「ハイスコアガール」とSNK絡みの話でちょいとした動きがあったので、覚え書きと状況整理も兼ねて。指摘の通り執筆作品内で何らかの権利関係に絡む話があった際には、作家自身が云々するのではなく編集を通す必要がある(何しろ出版物として刊行するのは出版社の方であり、作者自身では無いから)。で、編集サイドで記しをつけていれば作者側はそのあたりのチェックをクリアしたのと考えるのが普通。それだけに、


という話も十分理解できる。自分が同じような立ち位置ならば、理不尽さしか覚えない。これ使ってと編集から渡された資料を元に記事を書いて本にしたら、その資料は盗用のものだといわれて、自分自身までツッコミを入れられたような感じ。

で。今件に絡んで「書類送検」という言い回しが「逮捕」とか「有罪」とかいう話と誤解されているのが問題。「書類送付」という言葉をなぜ使わなかったのか不思議なんだけどね。某タレントには使ったのに。


今件に関しては裏付けが取れていないので噂レベルだけど、やり取りが電子メールのレベルで行われていてそれが保存されているとの指摘もある。それが事実ならば証拠として提示することで、白黒がはっきりつく。ただ、たとえその通りとなったとしても、リソースが浪費されて心身ともに負担となった事実に違いは無く、


という指摘は否定できないなあ、というのが実感。いわゆる自主規制って類の物。フリーダムにすれば悪用する筋が出るし、恐れて手を触れないと歴史から存在そのものが消え去る可能性もある。公的機関に......ってのも難しいのだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月18日 07:07に書いた記事です。

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