MANGA議連が提唱する「クリエイター減税」という話

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「国立メディア芸術総合センター」構想が2009年の総選挙の際に報道と一部政党によってネタ扱いされたり、昨今の「クールジャパン」が理解の足りぬ方々によってぐちゃぐちゃ的な動きにあることなどから、「お金は国が出してくれる」(C)ちよ父 的な動きとしての漫画・アニメをはじめとしたエンタメ部門のバックアップは結構難儀してしまう。「分かる」人が権限を持って切り盛りしてくれればいいんだけどねえ......。そういうスキルのある人は高齢層からは受けにくいので、選挙に受かること自体が難しい。

で、それはさておき。金銭面で譲渡云々、創設云々といったサポートとなるとそういう話になってしまいやすい。ならば「足してもだめなら引いて見ろ」的な発想をしている動きがあったので、覚え書きも兼ねて。


減税よりは免税の方がありがたいし、クリエイターの類は概してお金周りに疎い(見下しているのではなく、そちら方面に割くリソースが無い)のでFPなど金銭周りの専門家のサポートを無料で受けられるような支援体制を整えるとか、色々とプラスアルファの発想も浮かんでくるけれど、確かに減税措置ってのは面白い。

一方で、新聞などのように色々と問題になっている業種も「クリエイターに違いないから云々」と茶々を入れてきたり、特定業種への特権だ利権だという揶揄がなされるリスクもある。まぁこの辺は何とかなりそうな気もするけど、先の「国立メディア芸術総合センター」の話もあるので油断はならない。

......これ、執筆活動、例えば小説家をはじめとした文筆で生業をしている人も対象になるのかな? だとすれば運動もぐりぐり広げられる可能性はあるし、賛同者も増える感はある。MANGA議連とは主旨がちょいとばかり違ってくるかもしれないけど。

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このページは、不破雷蔵が2014年11月19日 06:24に書いた記事です。

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