13文字からラノベへ!? 記事タイトルの特性を考え直す機会かも

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【発注者「簡単なアプリです」エンジニア「簡単か否かを決めるのはお前じゃない」】


先日掲載した上記記事で、タイトルの語呂合わせが良いというリアクションも含め、結構な量でソーシャルメディア経由の反応があった。タイトルを決めるのは非常に難儀することもあるし、何回も書き直しすることも少なくない。納得がいかないけれど仕方がないってのもあるし、インスピレーション的に頭にひらめいたものをそのまま載せてしまうこともある。

で、以前【タイトルは13文字までが適切?】で触れたように、第一印象、ぱっと見で分かる文字量の限界とされている15文字前後だとタイトル的には素晴らしい云々ってのをある程度心がけていたのだけど......それでは中身を適切に表現できない場合が多いのに加え、検索関連で怒られることもあり、結局今では「短いに越したことはないけど、最低限の量は必要だよね」的な感じで考えている。

ところが最近では、直接、あるいは検索経由以外に、他のブログやサイトからだけでなく、ソーシャルメディア経由で来訪する事案が多くなってきた。その場合、あまりにもタイトルが短すぎるとかえって不安がられることが多く、むしろある程度長め、しかも長すぎない程度......つまり、ラノベのタイトル位の長さと、表記スタイルもまさにラノベ的なものが好まれるのでは無いかという感じがしてきた。


紙媒体の4コマ漫画と電子書籍などの電子媒体上の4コマ漫画は、読まれる際の導線(動線)が異なるので、記述方法も違ってくる。これは以前別の記事で触れた通り。記事タイトルの様式も、その記事を含めた一覧を直接目にしたり、他のサイトやブログ経由で見る場合と、ソーシャルメディア経由で見る場合とでは、読み手に訴えかける効用が違ってくるのではないかな、という感がある。もちろんそれぞれにおいて、行動のモチベーションが異なるため、到達記事の読まれ方、読んだ後の行動パターンも異なるものになるのだろうけど(昔計測した限りでは、まとめサイト系経由の読者はほとんどすべて、滞在時間は極めて短く、しかも皆「戻る」ボタンで戻ってしまい、サイトへのロイヤリティーは極めて低い)。

かつては「シンプルにざっくりと短い文章がベスト」とされていた記事タイトル。色々と考察をする価値はあるかもしれない。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2014年11月15日 08:49に書いた記事です。

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