宮澤議員のSMバー問題で青木先生曰く「どの報道を読んでも何が悪かったのか分らない」

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先日の、【宮沢経産相の東電株買い増し、600株保有に関するあれこれ】で挙げた株式周りの話はともかく、SMバーに関する方は当方の専門領域ではないので敢てスルーをしていたのだけど、言われてみれば確かに報道周りの話って、法的問題が出てこずに感情論で云々って切り口ばかりだよなあ、ということに気が付いた。感情論は発信側の意図によって容易にコントロールされてしまうモノで、非常にリスキーでもある(これについては別の機会で触れるよ)。

で、今件について青木センセが詳しく解説しているので、覚え書きも兼ねて。


今件で当方が頭にハテナマークを浮かべているのは、指摘の中の一つにもあるんだけど、明確な線引きが無い領域で、一部報道ががっつりと線引きをしてしまっているということ。そしてその線引きは表現の自由やプライバシーの問題、趣味趣向、さらには差別問題もあわせ、非常に微妙で難しい、そして報道の立場ならば絶対に軽んじてタッチしてはいけない部分を、「感情論を煽りたてるための煽動手法」として用いてしまっている点にある。

以前の「物差し」の話でも触れているけど、特定の対象にのみ物差しの基準を変えてしまうと、その物差しそのものの信頼性が損なわれてしまうんだよね。そしてそれを「感情論」というオールマイティーカードで誤魔化そうとする手法には、首を傾げざるを得ない。

ともあれ、最優先事項としては


......であるべきなんだけどねえ。一部政治勢力も一部報道も、自らの立場の本旨をかなぐり捨ててまで......という感は否めなくて。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月25日 07:59に書いた記事です。

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