物の値段の上昇度合いと「俺らが若いころは」の実情

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先行記事【自動車産業曰く「若者のクルマ離れが深刻。僕らを助けて下さい」→それじゃ若者の手取りを倍増したらどうかな?】関連のツイート、さらにはその話の元になっているトヨタ関連の記事に合わせて語られたお話。内容的に同じことを指しているので、覚え書きも兼ねて。要は中堅層より上の層、特に団塊の世代層などが語る場合が多々ある、特に昨今の消費動向に対して否定的な見解を述べる際に用いられる、「かつてはもっと消費していた」「自分達が若いころはそんなのヘでも無かった」的な価格について。

消費者物価指数動向を見る限り、10年単位で物価はほぼ安定しているけど、すべての価格が横ばいを示しているというわけでは無い。さらにそれより前の時代と比べれば、当然物の価格はどんと値上がりしている。例えば【50年前の商品の価格を今の価格と比較してみる(2014年)】が好例だよね。それと手取りとの関係はどうなっているのかな、と考えると、色々と「昔は云々」の話に首を傾げざるを得ない状況となってくる。

この辺りの価格変動は総務省統計局のデータを持って来ればある程度は確認できるし、【長期価格変動】のカテゴリでも複数項目で精査をしている。今後の資料としても使えそうなので、時間を見つけて大学の授業料関連や、自動車の価格の移り変わりも精査対象に加えてもいいかなあ。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月17日 07:08に書いた記事です。

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