シュタインズ・ゲートとIBMの奇跡のコラボが新作を生み出した・「聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング」公開中

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SF系アニメに多種多様な影響を与えることになった名作「シュタインズ・ゲート」。続編的立ち位置の作品がアレでナニな状態になったことから、再びこちらが色々と盛り上がりを見せるような動きをしているけれど、よもやこんな切り口でこようとは......という驚きと共に喜びを隠せないのが、今回展開されるコラボ作品。

劇中に登場するキーアイテムの一つIBN5100。もちろんこれは実在するパソコンIBM5100をモデルにしたものなんだけど、そこに目をつけたIBM側がCI的な活動として「シュタインズ・ゲート」とコラボ企画を展開することになった次第(【IBM × STEINS;GATE について | Steins;Gate Sponsored by IBM 聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング】)。

どの世界線での話かというヤボなことはさておき。「人間のような言語理解と仮説の想定、事実との検証による学習で賢くなる」カオス理論ベイズ理論的な方法で情報を処理していくという、IBMの「コグニティブ・コンピューティング」システムが浸透した世界観の中でやり取りを交わしていく姿が描かれている。パラパラアニメとかベタ塗りの、世界観だけ流用したクレヨン画風的なものじゃなく、本編作品と同品質のオリジナル作品なだけに、ファン必見の出来栄え。

......そうか。設定的にデジタルや未来的な技術とは組しやすいし、世界観がしっかりしているからシナリオを上手く作ればいくらでもこういうスタイルの新作を期待することができるんか。あまり宣伝宣伝しちゃうのもアレだけど、このレベルのものなら今後も次々と展開して欲しいものだな。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月16日 06:42に書いた記事です。

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