シャープ製品アカウントのAIBO哀愁物語

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採算性の問題から開発が打ち切られ事業も閉鎖されたソニーの愛玩ロボットAIBO。しかしその商品の性格もあり、そのまま打ち捨てることなく使い続け、まさに本物のペット同様の問題が生じている。老朽化しても修理が出来ず、身体のあちこちに不具合を抱えたままの状態が続いているというもの。今件では故障場所が分かってもパーツが無く、いたましい姿のままにあるという、考えさせられる話が。

ただ、トラブルを起こしているパーツが確定できるのならば......ということで3Dプリンタを使って自作してはという発想が浮かぶ(当方も意見したけど、その直後に「電装部分だったらアウトやん」と気が付く)。


元々AIBOの類は一種の工芸品のようなものでもあったから、そう簡単に代替部品を作れるはずもなく。シャープ側もそのあたりは重々承知のようで。


最後の指摘にもある通り、シャープ自身も色々と大変な昨今、ビジネスとして成り立つkでなければ、AIBO周りの事業を引き受けることはありえない。仮にソニーにその類の資産が残っていても、停止してからかなりの年月が経っており、同じようなものを立ち上げるのなら新規に創った方が早い(継承という形で引き受ければ集客の面ではプラスになるけど)。

ただ、見方を変えれば、初期資金が潤沢に用意でき、将来性・ビジネス性が成り立てば、AIBOのような愛玩系ロボットにも芽はあるってことなんだよね。ルンバの事例を見るに、類似セクタの需要が見いだせないわけじゃない。問題は発想なんだろうな、要は。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月30日 06:53に書いた記事です。

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