足しても100%にならないし面積比率がどうにもおかしな円グラフの正体は......?

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「SNSで「もういいよ」と思われるアイコンランキング」という挑発的なタイトルに、キャッチーで反発を受けそうな見出しの大型キービジュアル、そしてアゴが1メートルほど外れそうな不思議な円グラフ。テレビ報道などで時々登場して問題視される、「理解しかねるグラフ」がどーんと登場している記事ということで、昨日あたりからFacebookのタイムライン上でも話題、というより問題視されていた案件。今朝方からツイッターの当方のタイムラインでもいろいろツッコミが入っていた。まぁ、項目の文字の大きさはよくやる手法で特に問題はないのだけど、数字に合わない面積や、足しても100%に全然足りない配分とかね(89.2%しかないやん)。


「その他」という項目を1つ入れ忘れてグラフ化すると、他の項目に平均して分配される形で合計が100%化するように面積比が計算されるけど、それでも勘定が合わない。仮に「アニメのキャラ」に「その他」になりうる10.8%を足してもこんな感じで、やはり変。うーむ。印象操作か何かかなあと思っていたら、もっと酷い事実が判明。


なんと以前に使った記事の円グラフをそのまま流用し、文字を入れ替えただけだという。グラフを何だと思ってるんだ。


リアルタイムで次から次へとツッコミが入って、目も当てられない状態。グラフの必要性とか存在意義を分かってない感120%ということが暴露されてしまった次第。元々キービジュアルにはバッテンマークをゼスチャーする男性が使われていたんだけど、それがまさにダブルミーニング的なものとなってしまったという皮肉なお話。


これ自身もダブルミーニング(「アニメアイコン周りの情報を扱うのはもうたくさんだ」あるいは「アニメアイコンからツッコミがたくさん来て、本当にアニメアイコンなんて大嫌い」)になってしまった次第。本当に、おあとがよろしいようで。

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このページは、不破雷蔵が2014年10月15日 06:51に書いた記事です。

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