横溝映画クレジット消しゴムはんこの鼻血が出るほどのクオリティ

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昨今では「エヴァンゲリオン」のタイトルロゴでその切り口が色々と話題に登ったけど、独特の字体や見せ方を行うことで、作品の作り手の特徴、個性が分かるクレジットってのが、昔の映画やドラマではよく用いられていた。映画の中身はぼんやりとしか覚えていなくても、このクレジットを見ると「ああ、あの作品か」と思い出す人も少なくないはず。日本語のそれぞれの言葉や一文字一文字の形と意味、それ自身だけでなく作品内容をも想起させる事態と配置に、ぞくりとするほどのセンスを覚えさせられる。

で、その類のクレジットでも特に特徴的な横溝映画のクレジットを消しゴムはんこで作ったのがこれ。最初はこれだけが巡回されてきて「何が良い機会なんだろうか」とちょいと不思議に思ったのだけど......


一時期流行った「軽い気持ちで作ったら思った以上に反響があった作品」で「八つ墓村脅迫状消しゴムはんこ」が取り上げられ、それがあちこちに広まったのがトリガーらしい。うん、なんというのかな。【文字に「魂」を吹き込む技術「キネティック タイポグラフィ」(Kinetic Typography)】で取り上げた「タイポグラフィー」の手法に、日本語の文字ってのは適しているんだろうな。

とはいえ......


これはこれでどうかと思うの(笑)。同じ作品名ではあるんだけど、まったく別物の内容しかイメージできないよ、これ。何人プロダクション中の女の子が命を絶たれるんだろう、って感じ。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月27日 08:10に書いた記事です。

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