ついにおせんべいにも災害備蓄用が登場する時代に

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開発したのは同市金明町の「山香煎餅本舗」と同市谷塚町の「小野寺米菓」。伝統的なしょうゆ味のせんべいは味が劣化しやすいため、長期保存ができる薄塩味のせんべいを開発した。


山香煎餅本舗は取り引き先が東日本大震災で被災し、せんべいを非常食として被災地に送ったことが開発のきっかけ。同社の河野文寿社長(42)は「災害用備蓄食としての草加せんべいはなかった。いざという時に役立つ」と力を込める。

県産米を100%使用し、小麦のアレルギーがあっても食べられる。直径約6・5センチの大きさのせんべいで、1斗缶には20枚入りパックが12袋入っている。5年間保存可能。販売価格は税込みで8100円だが、10月末までは6480円で特別販売している。


新型インフルエンザの騒動から色々とチェックをしはじめ、震災の際にはそれが多分に役立ったこともあり、震災以降はさらに色々と自己研究を重ねるようになった、災害備蓄用食料の話。QOL(生活の質)の観点から見ると、基本的に食する本人が美味しいと思うものでないとダメだとか、当方のように身体の上でちょいと難儀をしている人向けの関連商品も必要だよねとか、色々と思うところが多い今日この頃なんだけど、そういやクッキーやらクラッカーなどの洋菓子、羊かんなどの和菓子ではこの類の「長期間持つよ」的なものはあったけど、おせんべいってありそうでなかったよなあ、というのが今件のお話。

報道によると少なくとも2件の企業が災害備蓄用の草加せんべいを開発しているとのこと。


上に表示した「山香煎餅本舗」の「災害備蓄用せんべい」は一斗缶入りで5年間の保存が可能。水分をやや少なめにして保存性を高め、小さいけれど厚みがあるので満足感が得られるとのこと。せんべいがバリエーションに加わるというのは、結構心強い話。

コスト面での問題があるので個人ベースでの保存食として調達するのは少々ハードルが高いかもしれないけど、5年単位でのローテーションであることを考えれば1つぐらいはあっても罰は当たらないし、自治体や企業ベースならもう少しまとめて調達するのも良さげ。何より中堅層以降への受けがよいのはポイントが高い。

今後伝統的な食材に関して、このような災害用備蓄商品としての開発研究や商品化が色々とすすんでくるんだろうな......と考えると、ちょっと楽しかったりもする。

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このページは、不破雷蔵が2014年9月24日 06:57に書いた記事です。

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