東日本大地震・震災当日の秋葉原の情景

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先日当方のツイッター・タイムライン上に挙がった動画。動画そのもののアップ時期は震災の翌日とあるので、随分早期に掲載されていたはず...にしては、あまり話題に登らなかったので、意外といえば意外。電気街利用者の混乱ぶりが手に取るように分かる。特に店舗内における情景は(ごく一部だけだけど)非常に資料性の高い映像といえる。

利用客の多くが集まって話し合ったり、あるいはビルの上の方を見て不安がるようすは、他の震災の情景とあまり変わらない。秋葉原の情景にしては、いつもより「人の集まり」が多いような感じに見えるのは、やはり不安から情報収集をしているのだろうな。一方で、屋外の情景は人の多さを除けば、さほどいつもと変わりがないのは意外なところ。...っていっても後半部分で警戒線が引かれたり「建物の崩壊の恐れがあります」と警察官が注意をしているあたり、一部でヤバイ状態になっていたことには違いない。

ああ、外にいる人の数が多いのは、あるいは店舗内が商品などで散乱して危険だからと、退去するように指示されたからかもしれない。具体的な指示をしている場面は映っていないけど、それなら理解は出来る。

当時の店舗の配置と今との違いとか、興味深いところも多いけど、一番目に留まったのは、人々の情報収集の様子。インターネットで情報をチェックしようとする人の数は多く、また携帯で周囲を撮影しようとする人も結構いるけれど、その多く、ほとんどは従来型携帯電話で、スマートフォンはほとんどないんだよね。ましてやタブレット機を使っている人も見受けられない。今ならほぼスマートフォンに置き換わっているだろう。わずか3年でそこまで携帯電話の普及状況に変化が生じたのだな、という認識が出来る映像としても、貴重には違いない。


(ソース:【ツイッター】)

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このページは、不破雷蔵が2014年6月 2日 06:42に書いた記事です。

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