高齢化に伴い小型店の展開が相次ぐその理由とは

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【小型店の出店相次ぐ 高齢化に対応】
【上記魚拓】

↑ 歩数平均値(20才以上)(歩/日)(2012年)
↑ 歩数平均値(20才以上)(歩/日)(2012年)


恐らくは番組途中での数分間に渡った小特集的な内容をニュースにしたもの。概要としては「高齢者は自分の近場で買い物をしたい」「それに対応するため小型店の展開が増えている」との話。具体例として三越伊勢丹とイオンの事例を挙げ、コンビニが盛況な理由もこれが一因だとしている。

伊勢丹の事例は株主通信を見ると「イセタン 羽田ストア」などに代表される小型店舗のことを指すみたいね。「成長事業への取り組み」と説明してある。あとは「スーパーマーケット事業」の店舗も該当するのかな。「クイーンズ伊勢丹」が具体例で、20店舗の展開を果たしているとのこと。【\料金支払/ \ごはん/ で攻めるローソンマート】などでも紹介しているローソンの「ローソンマート」もコンセプト的には近いし、ターゲットが同じならば行き着くところは同じになるのね、という良い見本な感じ。

高齢者の行動範囲が狭いエリアに限定されるってのは、【一日の平均歩数は男性7100歩・女性6300歩】などの調査結果で明らかになってるし、それに合わせて既存の従来型店舗を展開したのでは小回りが効かず採算も取れにくい。小さな店舗を点在させるってのは理解できる。

とはいえ、非効率的なことは否めない。ネット通販がシニア層にももっと普及してくれればいいんだろうし、一部で展開されている移動コンビニも解決策の一つではあるんだけどね。来てくれないのならこっちから出向けばいいってところ。

実店舗の需要が無くなることはないけれど、若年層から中堅層はますますネット通販を多用することになるし、シニア層は自分の近場にしか足を運ばなくなる。大手の実店舗はますます大変なことになるな......まあ、すでに本屋さんが状況としては先行してる感じがするのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2014年5月 5日 06:39に書いた記事です。

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