発電種類の問題で、2013年度は国民一人当たり3万円強の負担増加

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↑ 原発稼働停止に伴う火力発電の焚き増しによる燃料費の増加(兆円/年)(2014年4月時点、2013年度は推計)
↑ 原発稼働停止に伴う火力発電の焚き増しによる燃料費の増加(兆円/年)(2014年4月時点、2013年度は推計)


先日本家サイトで掲載した【2014年夏の電力需給状況をグラフ化してみる(今夏電力需給対策向け先行記事)】。主に電力需給検証小委員会で展開されている資料を基に作ったグラフをわらわらと載せたんだけど、老朽化力発電所が占める比率の増加と共にショックなのが、この負担増額。まぁ単純計算で年3.6兆円の増加だから、1.2億人の人口があれば、1人頭で3万円ってのは、概算で何となく分かるんだけどね。資料でガッツリと「震災前並(2008~2010年度の平均)にベースロード電源として原子力を利用した場合に比べ、2013年度の燃料費は約3.6兆円増加(人口で単純に割り戻すと、国民一人当たり3万円強の負担増加。販売電力量(9000億kWh)で単純に割り戻すと、4円/kWhの負担増加)したと試算」と出ると、やっぱりショックは小さくない。

1年で3万円ってことは、1か月あたり2500円。4人家族なら1か月で1万円。「え? そんなに電気代上がってたっけ!?」と思う人も多いだろうけど、多くは大口電力(工場とかね)が負担を抱えていたり、電力会社が赤字出しながらやりくりしていることになる。そして、この金額はそのまま、日本のお金が海外に流れることをも意味しているんだな(石油や石炭、LNGを国内調達しているわけじゃないからねえ)。

国富の国外流出というとちょっと概念が異なる感はあるけど、ともあれ国単位で考えて大きな損失には違いない。震災、そして前政権政党の稚拙な施策の後遺症としては、あまりにも大きすぎる気がする。「もしこの負担を別の事に使えたら」的なことも考えたくはなるものだな。「もし地球が100人の村だったら」みたいな感じで。

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このページは、不破雷蔵が2014年5月 1日 06:25に書いた記事です。

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