マクドナルドの廉価メニューの陰で......

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McDonald's: Loose Change
↑ McDonald's: Loose Change


日本だったら100円マック(最近では120円のも増えて来たけどね)に相当する、Loose Change Menu。要は2ドルまでに価格が抑えられている、マクドナルドの廉価メニューシリーズなんだけど、それをアピールするための広告群。

上から、観光地の望遠鏡、ちょっと古めのアーケードゲーム、イベント会場のクレーンゲーム。いずれも本体そのものや描かれている絵柄、入っている縫いぐるみが寂しそうな表情を見せ、閑古鳥が鳴いていることを示唆している。そして右端にはLoose Change Menuのパッケージ。そう、要は彼らに使われるであろう小銭、少額のお金がLoose Change Menuに使われてしまい、彼らは暇を持て余すようになってしまった......という状況を表現している。まぁ、見方を変えれば、「それほどまでにちょっとした金額で買えるメニューなのですよ」ということを言いたいのだろうけどね。

ちょっとアレな感じもするけど、同じオーストラリアのマクドナルドではこんなCMも流している。


河原に打ち捨てられていたショッピングカートを回収して元に戻し、一時預かり金の小銭をゲットしてLoose Change Menuを楽しむという話。これなら環境にもお店にも優しい。上のポスターよりはよっぽどポジティブ......だけど、ひねりの効いた広告としては、やはり上のポスターの方がいいんだろうな。難しいところだ。


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このページは、不破雷蔵が2014年1月 4日 07:11に書いた記事です。

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