新説「うさぎとかめ」

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うさぎとかめ
↑ うさぎとかめ


イソップ寓話の「うさぎとかめ」。童謡にも用いられるほどの有名な話で、油断をしたうさぎが競争で亀に負けてしまうというもの。今件でもライン上に並んだうさぎと亀が、かけっこの準備をしている。

亀も準備はOK。うさぎは頭の中で「このバカメ。本当にこのレースで勝てると思ってるのか」と油断モード。

うさぎとかめその2
↑ うさぎとかめその2

うさぎの脳内再生は続く。「そんなしゃがんだままの恰好じゃ、素早く走ることなんで出来はしないさ......」

......と思ったところで、ある人物がかめのそばに居るのが目に留まる。そう、「M」マークの帽子を被り、赤い服を着こなしたあのスーパーなお方。彼が上手にかめを操れば、うさぎなどあっという間に追い超すほどのスピードで駆け抜けることができる。思わずフリーズするうさぎ。

最後の一コマにあの人物をちょっと描くだけで、童話の話をひっくり返してオチを付けさせるあたり、非常に上手いなあ、と思わせる。


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このページは、不破雷蔵が2013年12月26日 07:24に書いた記事です。

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