世界最長実験「ピッチドロップ」の決定的瞬間が間もなく......との話

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【世界最長の実験「ピッチドロップ」、まもなく決定的瞬間か】

Pitch Drop Timelapse Video (10 seconds) from School of Mathematics & Physics on Vimeo.


オーストラリア・クイーンズランド大学で1927年から続く「世界最長の実験」が、数カ月以内に決定的瞬間を迎える見通しだ。非常に粘性の高い「ピッチ」という物質が、じょうごから一滴、ビーカーに落ちる瞬間だ。

実験は当時、同大学で物理学を教えていたトーマス・パーネル教授が、学生向けのデモンストレーションとして開始した。船の防水材などに使われるピッチを熱して、出口をふさいだガラスのじょうごに注ぎ込み、3年後に口を開けた。

その後の86年間で、下のビーカーに落ちたピッチはわずか8滴。61年に実験を引き継いだジョン・メインストーン教授によると、今後数カ月、あるいは「もしかしたら数週間」のうちに、9滴目が落ちる見通しだという。


リアルタイムの映像は2つめのURL(公式サイト)にて確認できる。じっと見てる限りでは動いているのは時計の針だけで、何の変化もないように見えるんだけどね......某化粧品のCMや、コーヒーメーカーのウェブカメラを想像させる。なお今実験の詳細は)

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このページは、不破雷蔵が2013年5月 3日 12:19に書いた記事です。

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