入浴中の急死者、65歳以上で年間1万7000人

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冬場に入浴中の事故が起きるリスクについては、先日【冬場に増える入浴中の溺水事故に注意】でも触れたばかり。今調査では各消防本部から回答のあった事例(入浴中に死亡した高齢者)が4252人に登ること、そこから高齢者人口やら、「不搬出」(救急隊によって搬送されない)事例を考慮して算出した概算結果が1万7000人とのこと。

随分と大雑把に概算しているので、数千人の上下のぶれがある可能性は否定できないけど、確定数だけでも「1年間で」4000人を超えているってことだけでも驚愕。

先の記事の後ろにも記した「入浴中の溺水予防のポイント」、つまり

1.長湯、高温浴は避ける。
2.脱衣場や浴室の室温が低くならないように注意する(風呂から出た際に急激な温度変化が生じる)。
3.深夜の入浴は、浴室温と湯温の差が大きく、倒れた際に周囲に気づかれることが少ないため、リスクが上昇するので避けるように。
4.飲酒後の入浴はしないように。
5.高齢者が一人で入浴する場合は、時々声をかけて様子を見るように。
6.乳幼児をお風呂に入れる時は、わずかな間でも目を離さないように。


には十分注意したいものだね。

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このページは、不破雷蔵が2013年2月 3日 10:05に書いた記事です。

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