任天堂「海外事業の勢いを再生し、営業利益1000億円以上を目指す」と不退転の決意

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【任天堂・岩田社長、業績不振で辞任も示唆 ゲーム機開発部門を一本化へ】
【平成25年3月期 第3四半期累計期間の連結業績及び通期の連結業績予想の説明】

岩田社長は「達成できなかった場合は、どう責任を取るのか」という質問に対し、「コミットメントという言葉を使ったことで、ご理解頂きたい」と強い決意を示した。


どこぞの党の「マニフェスト」だの「アジェンダ」だのとは別で、しっかりと責任を有した上での公約と明言しているあたり、まさに「不退転の決意」という感はある。資料上では「来期は、現状の為替トレンドを前提に、当社の海外事業の勢いを再生し、営業利益1000億円以上を目指す、ということを、私たち経営陣のコミットメントとしてお知らせしたいと思います」という表記なので(【大体このあたりに記載】)、経営陣全体の責任であることや、現行の為替レートが維持されることを前提としてはいるけどね。為替が結構大きな要因になるから(先日の第3四半期で営業利益が落ち込んだのは、販売時期における円高が一因でもある)。

昨日の【ニンテンドー3DS本体の販売動向をグラフ化してみる(2012年度第3四半期決算短信反映版)】でも触れているけど、3DSは今年に入ってから販売が落ち着いてきているし、Wii Uは想定よりも歩みが遅いそうだし、どのような起死回生の策を任天堂が打ち放つのか、見ものではある。ソフト不足が大きな要因だけど、収益モデルの上で作り手が儲けを出せるようなものでないと、サードパーティー側ものる気じゃなくなるからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2013年2月 1日 08:03に書いた記事です。

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