日立建機グループの対人地雷除去機、累計受注107台を達成

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【日立建機グループ会社、対人地雷除去機の累計受注が100台を突破】
【山梨日立建機が、対人地雷除去機の累計受注107台を達成】




日立建機は、グループ会社である山梨日立建機がモザンビークから1台、アンゴラから20台の対人地雷除去機を受注したと発表した。これで人道的支援を目的とした対人地雷除去機の累計台数は、100台を突破し107台となり、世界のトップを達成する見込み。

山梨日立建機は、2000年に対人地雷除去機の第1号機をカンボジアに納入したのを皮切りに、これまでアフガニスタン、ベトナムなど世界9カ国に86台を納入した。これらの機材は1台ごとに納入国の土壌や植生、地雷埋設状況を調査し、その土地に適した特別仕様機を開発、納入している。

カンボジアに納入した第1号機は、現在も現役機として活躍しており、カンボジアでは合計39台が稼働している。モザンビークでは既に1台、アンゴラでは12台の山梨日立建機製対人地雷除去機が稼働している。


地雷の除去は地味だけど、現地にとっては非常にありがたい、そして是非とも改善されて欲しい問題。建機がこういった場面で活躍するってのは、頼もしい限り。

調達代の一部はODAから、また地雷除去活動を担う政府機関INADからの受注もあるとのこと。ODAもこういった方面になら、どしどし投下すべきなんだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2012年12月 3日 07:29に書いた記事です。

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