東北電力の原町火力発電所2号機、試運転にまでこぎつける

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【原町火力発電所2号機の発電再開(試運転)について】


(震災一か月後の状況)



東北電力は3日、東日本大震災による津波被害を受けて停止していた南相馬市原町区の原町火力発電所2号機(100万キロワット)の試運転を始め、発電を再開したと発表した。来年3月末の営業運転を目指す。この日は発電をコントロールする中央制御室に社員、メーカー担当者ら約100人が待機。午前9時に約1年8カ月ぶりの発電が始まると、拍手が湧き起こった。

同発電所は津波が建屋の三階まで押し寄せ、大きな被害を受けた。早期復旧に向け、新たな機器搬入開口部の設置や設備のブロック単位組み立て、昼夜二交代作業などで工期の短縮を図ってきた。


今後、2号機については各種試験を着実に実施し、平成25年3月末の営業運転再開を目指してまいります。また、残る1号機についても早期の発電再開を目指して、引き続き最大限の努力を尽くしてまいります。

なお、東日本大震災に伴う当社の供給力不足に備え、東京電力から当社への融通可能量を拡大するため、昨年8月29日から、当社管内と東京電力管内を相馬双葉幹線(500kV、2回線)といわき幹線(275kV、2回線)の4回線で連系しておりました。今般、原町火力発電所の試運転開始に伴い、震災前の相馬双葉幹線2回線による連系に戻す予定としております。


今冬、来夏も電力需給のアンバランスさが懸念される東北電力管轄。その東北電力で震災の津波によって大ダメージを受けていた原町火力発電所2号機が、ようやく試運転が出来るところまで回復できた。不眠不休と表現してもおかしくないほどの突貫工事。そりゃあ拍手が沸き起こって当然だろうな。

もちろん経費は膨大な額に登るだろう。そのような中、「菅・要請のジレンマ」と一部煽動家諸氏の「おかげ」で、電力会社各社は膨大な赤字を計上せざるを得ない状況に陥っている。さっさと「日本の国に仇名す」方々にさようならをして、元の姿に戻したいものだね。

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このページは、不破雷蔵が2012年11月 5日 08:02に書いた記事です。

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