進む渇水、給水制限

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【平成24年度第2回利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会の開催結果及び東京都水道局渇水対策本部の設置について(東京都)】


本日、国土交通省関東地方整備局、経済産業省関東経済産業局、農林水産省関東農政局、東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県及び水資源機構で構成される利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会が開催され、利根川上流ダム群等の状況について協議されました。その結果を踏まえ、水道局は「東京都水道局渇水対策本部」を設置することとしました。幹事会の開催結果及び本部設置について下記のとおりお知らせします。

(1) ダムの貯水状況
利根川上流8ダムでは平年を大きく下回る貯水量(1億3,747万立方メートル、貯水率40%、平年比53%)
(2) 今後の見通し
今後も少雨傾向が続いた場合、利根川上流8ダムからの補給は更に続くものと予想され、かんがい期における農業用水及び都市用水の需要が継続する状況下において、現在のダム容量を有効に使うとともに、必要に応じ取水制限等の対応を実施しなければならない事態も考えられます。
(3) 今後の対策
取水制限等の対応については、各利水者において引き続き検討し、調整を図ることとしていきます。水資源の有効利用を図るため、自主節水に努めるとともに幅広い広報活動を通じて、利用者に節水への協力を要請していきます。


先ほど挙げた【熱中症による搬送者数、1週間で2268人に(8月27日~9月2日)】でも気象庁の発表としてちらりと触れているけど、あと一週間ほどは雨が少ない状況が続く可能性が高い。【水源状況】を見ても、平年比の2~4割ほどしか雨が降っていない計算になる。貯水率は......利根川上流のダムが結構カツカツ。

農作物や水力発電動向も合わせ、色々と気になるところだねえ。

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このページは、不破雷蔵が2012年9月 5日 07:29に書いた記事です。

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