隠しテキストと検索エンジンからのペナルティ

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【ITmediaの関連サイトが隠しテキストでペナルティ】

↑ ITmedia マーケティング
↑ ITmedia マーケティング


この「ITmedia マーケティング」というサイトは、つい先日である2012年7月17日に開設されたばかりであり、運営元のアイティメディア株式会社のプレスリリースによれば「テクノロジーを軸としたマーケティングの最新情報を提供するWebメディア」であるそうです。

より具体的には、ページネーションの2ページ目にあたるこのページは、実際には記事が書かれているにもかかわらず、非ログイン状態のユーザーにはその記事を覆うようにCSSレイヤーが被せられおり、「人間のユーザーには見えないが、検索エンジンのロボットには見える」状態になっています。これはGoogleガイドライン「隠しテキストと隠しリンク」における「ユーザーに対するものと異なる情報が検索エンジンに提示される」に該当すると考えられます。


特にデジタル系ニュースサイトでは、ページビュー数を増やしたり会員取得を目的として、記事を多分に分割してページ数を増やしたり、一定期間後に1ページ目のみを閲覧可能として2ページ目以降は「以降は会員登録してね」というパターンが増えている。そういう仕組み・ビジネスモデルなら、それはそれでありかな、とも思うのだけど。

その手法として、システム構築上簡単だからという理由で、今引用元記事にあるように「実際にはテキストが載っているけど、フラグを立ててないとCSSで見えなくしちゃうよ」という仕組みを導入しているのも結構あったりする。しかしそれが「隠しテキスト」として、ペナルティを受けることになるとは......まぁ、確かに指摘されれば、そう判断されても仕方のない話なんだけど。

どのような対応を「ITmedia マーケティング」側がとるのか、気になるところ。あるいは「ペナでも気にしないっ」というのも、一つの手法ではあるんだけどね。それが良いか否かはともかくとして。


(ソース:

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このページは、不破雷蔵が2012年7月23日 12:18に書いた記事です。

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