事業別も可能...JAXA、インターネットなどからの寄付金受付開始

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【インターネット等からの寄附金募集の開始について】
【JAXA寄附金ホームページ】


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成24年4月2日より、宇宙航空研究開発を応援してくださるお気持ちを広く受け入れるため、寄附金制度を拡充してインターネット等から簡易に実施できる寄附金の募集を開始いたします。

本寄附金制度では、株式会社フューチャーコマース(本社:京都市下京区、代表取締役:杉本 和彦、以下:フューチャーコマース)が提供するインターネット寄附金収納サービス「F-REGI(エフレジ)寄付支払い*1」を導入し、UCカードをはじめとするMasterCard、Visaの国際ブランドが付いた全てのクレジットカード及びネットバンキング(ペイジー*2)によりご寄附いただくことができます。このサービスを利用すれば、寄附者様は銀行窓口等へ行くことなく、時間・場所を問わずにインターネット上でJAXAが寄附を募っている事業*3 と決済方法を選んで、スピーディーにご寄附いただくことができます。

また、インターネットからの寄附の他、JAXAの筑波宇宙センター、調布航空宇宙センター、相模原キャンパス、種子島宇宙センターの各展示館においては、募金箱による寄附募集も開始いたします。

集まりました寄附金は、寄附者様が選択した事業に確実に活用し、宇宙航空分野の研究開発で日本が世界に伍し、同時に貢献していくための源泉とさせていただきます。
JAXAは、今後とも、その経営理念である宇宙航空分野の研究開発を推進し、英知を深め、安全で豊かな社会の実現に貢献してまいります。

フューチャーコマースは、寄附をはじめとした今後更なる拡大が見込まれるインターネット決済市場において、利用者様の安全性と利便性の向上および決済業務の効率化を図り、決済環境の整備に努めてまいります。


基礎研究的な面が大きいため、目に見える成果が得られにくく、それゆえ予算面ではあまり優遇されていなかったJAXAなどの宇宙開発事業。ここ数年はさらに技術を軽視し侮蔑する方々が治世をしているため、のっぴきならない状態にあることはすでに周知の通り。今回の寄付金受付開始も、そのような状況が背景にあることは否めない。

個人的には広告の販売などもやっていいような気がするんだけどね。衛星へのラベリングとか(でも殆ど見えないからあまり意味は無いか。先行するアメリカなどではどうやってるんだろうか)。

あと、現時点では法令上「寄付金控除」の対象になるか否かは不明。ツッコミがあるだろうから、数日中にその周りを明記した注意書きが加わると思うけどね。......と思ったら、「領収書を受領すれば控除対象になる」と明記されてるわ(【JAXA寄附金ホームページ】の下の方)。オッケーオッケー。

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このページは、不破雷蔵が2012年4月 3日 07:24に書いた記事です。

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