昔はハムスター顔・ビスコぼうやの変遷

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↑ ビスコ坊やの変遷
↑ ビスコ坊やの変遷


●ビスコの名前
「酵母入りビスケット」であることが分かる名前をということで、たくさんの名前を挙げて検討しました。その中に「酵母ビスケット」を略した「コービス」があり、これを逆にして「ビスコ」としました。

●デザインの決定~ビスコ坊やを描く
当時のビスケットは大箱入りかバラ売りが大半を占めていましたが、「行楽や家庭のおやつに便利なように」と狙いを絞り、ポケットに入るサイズの箱入りとしました。

当時ドイツのポスターに、菓子を口にしてほおをふくらませている子供を描いているものがありました。いかにもおいしそうで可愛らしく、それをヒントに日本人に合った表情を持った「ビスコ坊や」ができあがりました。ほおのふくらみを誇張しておいしさを訴求するとともに、えくぼと瞳で親しみを伝えています。

●ビスコ坊やの変遷
発売当初から登場しているおいしさのメッセンジャー「ビスコ坊や」。時代の移り変わりとともに坊やも世代交代してきました。

2005(平成17)年、23年振りにリフレッシュした5代目ビスコ坊やは、くりっとした大きな目、すっきりとしたあごのライン、眉近くまで伸ばした髪型が特長です。


先日【専用ケースがついた「ビスコ ハッピーアソート<ビスコケース付き>」、期間限定販売】で紹介した、小型ケースつきのビスコ。このリリースには色々とビスコ絡みの資料が添付されていて、その中の一節。名前の由来は今件で初めて知った。

しかし戦前はほとんどアヒル顔、あるいはハムスター顔の西洋人。戦中は大丈夫だったんかなと思ったけど、ドイツのポスターを真似たのだから、問題ないってことなんだろうな。

これ、次の代替わりの時には、やっぱり3D化してシャキシャキ動きだして音声合成でしゃべるようなキャラクタになるんだろうか......。

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このページは、不破雷蔵が2012年2月 6日 08:31に書いた記事です。

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