グランドジャンプPREMIUM (プレミアム) Vol.2 読了

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↑ グランドジャンプPREMIUM (プレミアム) 2012年 1/30号
↑ グランドジャンプPREMIUM (プレミアム) 2012年 1/30号


スーパージャンプとビジネスジャンプを合わせ、色々統廃合した上で隔週刊誌としてグランドジャンプ、月刊誌としてグランドジャンププレミアムが創刊した次第で、これはその後発組のグランドジャンププレミアムの第二号。

想像した以上に通常・本家のグランドジャンプは食い合わせが悪い......というか掲載作品のマッチングが上手く行っていないのと、市場対応に疑問符を打たざるを得ない状況で、かつ編集サイドも「作者をしっかりと管理してるの?」的な状態。印刷証明部数のデータが色々と気になる感じ。

一方こちら「グランドジャンププレミアム」は比較的穏やかな、厳か、ていねいな創りの作品が多く、コンビニに配されても安心できるカラーがあるのが好感触。創刊号だけじゃなく、第二号でも同じ「カラー」を呈し続けているので、まずは一安心。今回表紙の新連載「いねむり先生」も、すっげー期待できそう。

「ゼロ」から「ファウスト」に転じた里見先生の作品とか、連載を継続している有力作品の多くも「プレミアムから読み始めても、さほど違和感を覚えないよう」舞台設定全般を解説するような話の流れ、切り口をしているものが多く、プロだな、という実感がわいてくる。

「good(グッド)!アフタヌーン」と同じく、保存しておきたいタイプの雑誌になりそうだな。


(最終更新:2013/08/27)

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このページは、不破雷蔵が2012年1月21日 09:26に書いた記事です。

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