「国会図書館サーチ」の正式公開、色々機能がモリモリ沢山

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【「国会図書館サーチ」正式公開、全国図書館や民間の電子書籍も検索可能 】



国立国会図書館や全国の公立図書館、電子書籍サイトなどの文献情報が検索できるサービス「国立国会図書館サーチ(NDL Search)」が1月6日、正式公開された。

検索対象となっているのは国会図書館、都道府県立図書館、国立情報学研究所、国立公文書館、国立美術館などのデータベース。また、「青空文庫」や株式会社hon.jpなどの電子書籍、株式会社インプレスR&Dの「インターネットマガジンバックナンバーアーカイブ」なども検索対象となっており、これらの情報をキーワードで横断検索できる。


国立国会図書館サーチは、2010年8月に開発版として一般公開し、皆さんにご利用いただいてきましたが、本日(2012年1月6日)、正式サービスとなりました。国立国会図書館サーチの現在の機能については、機能概要のページをご覧ください。

また、この度、正式サービスとしての公開に合わせ、以下のとおり検索対象・連携対象の拡充、公開ドキュメントの改訂を行いました。

・検索対象の拡充

* 国会会議録検索システム:第1回国会(昭和22(1947)年)以降の国会会議録をテキストとデジタル画像で閲覧できるシステムです。会議名、発言者名、発言内容等での検索が可能です。
* 帝国議会会議録検索システム:帝国議会全会期(明治23(1890)年~昭和22(1947)年)の速記録をデジタル画像で閲覧できるシステムです。
* アジア歴史資料データベース:近現代の日本とアジア近隣諸国等との関係に関わる重要な日本の公文書やその他の記録を収録しているデータベースです。国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所戦史研究センターが保管するアジア歴史資料のうち、デジタル化が行われた資料を順次公開しています。
* 信州デジくら:長野県が所蔵している各種資料をデジタル化し、公開するサイトです。

上記は全て、検索画面で「すべての連携先を検索する」にチェックを入れた際に検索対象となります。


官公庁のサービスとしては珍しく(?!)ソーシャルボタン回りも充実しているのが高ポイント。実働してからしっかりと稼働し続けてくれるか、データの網羅漏れはないか、差分を追加していく上でのトラブルは生じないかなどを見て行く必要はあるし、利用を重ねる中で「これは......?」っていうところも出てくるかもしれないけど、かなり便利な事には違いない。使い方次第では、総務省統計局のデータベース並な使い道ができそうかな。


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このページは、不破雷蔵が2012年1月13日 08:45に書いた記事です。

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