親の目と子供の目

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オランダで行われた、家庭で発生する子供の化学製品の誤飲事故防止キャンペーン。【そばを通るだけで大人気のプロサッカー選手気分になれる広告】で紹介した「レンチキュラー」の仕組みを使い、家庭内にごく普通に置かれている各種薬品(洗剤、シャンプー、クレンザー、石けんなど)を、見る角度を変えることでさまざまなおもちゃに見えるようにしたもの。

そしてコピーに「子供には(あなたとは)違ったように見える」と描き、「子供の視線からは、こんな風に素敵なおもちゃに見えてしまうものなんですよ。おもちゃとして遊んでいるうちに誤飲してしまうかもしれません。注意して下さいね」と警告を発すると共に、子供達の手が届かないような工夫をするよう促している。

誰にでも分かりやすく、気がついた時には思わず「あっ」とさせられてしまう、啓蒙広告としては非常に優れた作品。


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このページは、不破雷蔵が2011年12月 4日 08:04に書いた記事です。

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