東北電力、実はいまだに......

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【東京電力から当社への電力融通について(11月15日)】
【東京電力から当社への電力融通について(11月16日)】


当社は、明日(16日)16時から19時まで、東京電力から最大30万kWの電力融通を受けることといたしました。これは、気象状況による需要増加や、11日から14日の予定で実施していた東新潟火力発電所4号系列のガスタービンの点検作業停止期間が、補修範囲の拡大により延長となるためです。

この結果、明日の供給力は1,208万kW、最大需要は1,150万kWとなり、予備率は5.0%となります。

引き続き、無理のない範囲での節電へのご協力をお願い申し上げます。

なお、この他、北海道電力から最大35万kWの電力融通※2を受けることとしており、日本卸電力取引所※3の活用も行っております。


東日本大地震・震災で大きな被害を受け、さらに「要請」攻撃で回復力を削られ、その上【東北電力管轄・水力発電所の現状】などにあるように今夏の豪雨で水力発電所にも少なからぬ被害を受けた東北電力管轄。この冬の動向が非常に気になるのだけど、実はすでに現時点で東京電力、そして北海道電力からも電力融通を受けている。

詳しくは上にある通り、メンテが予想以上に時間がかかったため。本来ならこれくらいの遅延でも全然問題ないんたけど、供給力がかなり被害やら攻撃で減っているため、カツカツ状態なんだよね......。

メンテは繰り延べ・短縮しなきゃ首も回らない。古い機材も無理やり引っ張ってこなきゃどうにもならない。それでもこのように、あちこちから融通し合わないとリスクが高まる。【火力発電量、10月は前年同月比でプラス38.8%】でも触れているけど、今後何かあったら「人災」の割合が9割くらいだろうな。「人」が誰を指すのかは敢えて語らないけど。

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このページは、不破雷蔵が2011年11月16日 07:52に書いた記事です。

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