Adobe 阿鼻叫喚のアップグレード「祭り」始まる

| コメント(0)


↑ 1つ前のバージョン例


次期、Adobe Creative Suite および各CS関連製品より、アップグレードポリシーを改定いたします。

2011年10月、弊社デベロッパーカンファレンス「Adobe Max 2011」で発表したAdobe Creative Cloudについて、米国時間2011年11月9日に、その価格を発表しました。製品の提供は2012年春を予定しています。

Adobe Creative Cloudは、各種クラウドサービスやサポート、トレーニングを含め、最新の弊社クリエイティブ製品のすべてをお使いいただけるプログラムです。年間契約で月額5,000円(税別)という、大変お求めやすい「サブスクリプション」形式で提供される他、サブスクリプション契約中のお客様は、アップグレード費用をお支払いいただくことなく、常に最新版の全CS製品をご利用いただくことが可能です。Adobe Creative Cloudは、弊社のクリエイティブ製品をお求めいただく際の新しい購入方法として、多くのお客様が選択されるものと想定しております。

これに伴い、次期Adobe Creative Suiteおよび各CS関連製品のパッケージ版、ならびにライセンス版のアップグレードポリシーを、よりシンプルなものに改定いたします。

今回の改定により、次期バージョンのAdobe Creative Suite、および各CS関連製品のアップグレード対象は、それぞれ過去主要1バージョンまでとなり、それ以前のバージョンをお持ちのお客様は、アップグレード対象外となります。2バージョン以前の製品をお持ちのお客様が、最新版をお求めの際は、通常の製品版をご購入いただくか、Adobe Creative Cloudを選択いただくことになります。

なお、パッケージ版やライセンス版のアップグレード製品は、2012年度も提供を継続する予定です。サブスクリプション(月払い方式)ではなく、パッケージ版や通常のライセンス形式での導入をご希望のお客様で、直近1バージョン前の製品をお持ちの場合には、従来通りの形態で最新版へアップグレードしていただくことが可能です。


要は「新しいバージョンを気にしている人は、新バージョンが出るたびに更新しないと、アップグレードは使えませんぜ、旦那」というところ。仮に半年毎にアップグレートとかされたら、目も当てられないけどねえ。「サブスクリプション」を使えっていう意図ではあるんだろうけど、これはこれで年ベースで6万円。個人とか中小企業で使っている場合は、かなりキツいお話。

そろばん弾いて今回の決定下したとは思うのだけど、どのような結果が出るのか、ちょっと興味深い。思惑どおりにいくかな、どうかな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年11月11日 07:19に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「スクエニの「公式」照英祭り、始まる」です。

次の記事は「DSiウェア「洞窟物語」が11月22日に配信決定」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30