【更新】中部電力、今冬節電を正式に要請(法的拘束力は無し)

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[中部電、今冬の節電を正式要請...数値目標設けず]
【今夏の電力需給実績および今冬の電力需給見通しについて(中部電力)】


2 今冬の電力需給見通し

今冬の最大電力は、お客さまの節電意識の高まりによる需要抑制があると考えられる一方、産業用需要を中心とした需要増加が見込まれることから、当初計画(平成23年度供給計画)と同じ、2,319万kW(2012年1月・2月)と見込んでおります。

また、供給力については、火力発電所の定期点検の期間短縮や工期変更、水力発電所の補修工程の見直し等に最大限取り組み、157万kW上積みすることにより最大で2,487万kW(2012年2月)となる見通しです。

これらにより、今冬の供給予備率は、7%程度となる見通しであり、安定供給の目安である適正予備率(8~10%)を下回ります。そのため、お客さまには誠にご迷惑をおかけいたしますが、生活や生産活動に支障のない範囲での節電のご協力をお願い申し上げます。

さて、冬季は、暖房や照明のご使用が多くなるため、夏季に比べて、1日のうちで電力需要が大きい時間帯が長くなります。また、浜岡原子力発電所の全号機停止により、今夏の需給対策として火力発電所の定期点検を繰り延べた結果、今冬は、運転可能な発電機(供給力)が減り、火力発電所の稼働率が極めて高い状態となります(供給余力が少ない時間帯が夏季に比べて長くなります)。

万一、大規模電源が故障した場合は、長時間にわたり安定供給に支障を来すことも懸念されます。このような事態の発生が予想される時には、当社は、速やかにお客さまにお知らせするとともに、改めて特段の節電をお願いせざるを得ません。

当社としては、こうした事態を何としても回避するべく、発電所および送変電設備等の重点的な点検・保守を確実に実施し、安定供給に万全を期してまいります。


リリース内で語られている「7%程度」はあくまでも「最良の結果が継続した」場合。言及されているように従来と比べて火力発電所の定期点検が緩慢になっているので、必然的にトラブルが起きる可能性も増える。神様やゲームじゃないんだから、これは当たり前の話で、水力や火力ならトラブル起きないよ、というハッピーパラダイスな考えは脳内だけの話(怠慢している、とか陰謀だという反論は無しよ? それを言う前に自分が今までしでかしてきた失敗、間違いを全部挙げて御覧なさいな)。ここまで今件についてリスク言及したのははじめてじゃないかな。

あくまでも法的拘束力の無い「要請」なのは、今のところ余力7%は確保できるっぽいのと、生産地域が多いので経済的打撃が大きすぎるからだろうね。賛否両論はあるだろうけど、現在逃亡、もといお遍路中の前総理の「要請」が果たした「貢献」は、日本全土にドミノ倒し的に広がったこともあわせ、非常に大きかったというわけだね。

......やれやれだ。

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このページは、不破雷蔵が2011年10月 5日 08:59に書いた記事です。

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